これなんですけどね。
洗車した時の拭き上げが大変なので前々から欲しかったんです。ボディ表面は洗車用の分厚いマイクロファイバータオルが最強で早いですが、エンブレムやグリルの細かい隙間はタオルじゃ厳しいですからね。
あとはバイクです。そもそもどこを見ても入り組んだ形状だし、タオルで拭けるのはカウルの表面位ですからね。毎回乾かすためにしばらく走り回るのも時間がかかるし、水垢が残りやすいですし。
ブロワーも考えましたが、でかすぎて取り回しにくいのと音も大きいですからね。オーバースペックかなと。
選んだポイントとしては、商品説明の日本語が比較的まともであったこと、コンパクトなサイズであること、コードレス(充電式)であること、ハイパワー(だと思われる)であることですね。
サンワダイレクトとかでも良かったんですが、サイズ感がちょっと大きめだったり、バッテリーが劣化しやすい等のレビューが多かったので今回は候補から除外しました。
で、届いたのがこちら。
SUPER
POWER
TURBOFAN!!
SUPER WORKING TIME(超労働時間????)
結構高級感のあるしっかりした箱にド直球な商品名の書かれたパッケージですね。
値段は僕が購入した時は8000円弱でした。今は値上がりして1万円超えてますが、クーポンが出ていてそのくらいの値段で買えるようです。
あとは能力の説明ですが、ブラシレスモーターは毎分15万回転回るらしいです。マジ??いくらファンしか回さないとはいえ15万回転は凄すぎ。kawasaki のH2のスーパーチャージャーのペラより高回転じゃん…(伝わらない比較)。とはいえ、このサイズ感で強力な風を発生させるにはこのくらい回さないといけないんでしょう。
Wind Pressure(風圧)は180g。これは後で検証します。
バッテリー容量は6000mAh。バッテリーの種類は不明でした。多分リチウムイオンだとは思いますが。
Wind speed(風速)は52m/s。ちなみに、サンワダイレクトのAC電源の最強モデルで42m/sなのでそれより強力になります、マジだったら。耐久性とかバッテリーの問題もあるので単純比較はできませんけどね。
では開封
内容は本体、取説、充電用のUSB(typeC)コード、小物が入った箱ですね。仕切りのスポンジもピッタリサイズにカットされていてグラつきもなく、しっかり梱包されています。
取説は日本語でした。ちょっと怪しい所はあるものの、充分理解できる日本語になっています。まあ操作はかなりシンプルなので取説がアレだったとしても大丈夫だと思います。
付属品の小物。布製の収納袋と、大量のブラシ。形状違いのノズル等はありませんでした。こんなにブラシの種類があっても使いどころが思い浮かびませんが、いずれ何かしらの役には立つでしょう。多分。ちなみに本体の清掃に使うとかでもないっぽいので、純粋におまけですね。
本体。コンパクトですが重さがあって重厚感を感じます。グリップが太いですが持ちにくい程ではないです。
背面。金属製のファンが覗いています。その下で光っているのが風量を表しているインジケーターです。下のボタンを長押しすることで起動、クリックすると3段階でパワーを調整できます。3つ光っている状態が最強です。背面から強力に空気を吸い込むので、髪が長い人は巻き込まれないように注意が必要ですね。フィルターの類が無いのでホコリが中に溜まっていかないかもちょっと心配です。気にしなくていい構造なのかもしれませんが。
ノズル(吐出)側です。長方形のボタンがトリガーで、一度押すとファンが回って風が出て、もう一度押すと止まります。ただし、パワーを最強に設定している場合のみ押している間だけ風が出ます。バッテリーの保護、節約の為だと思います。
二段階目のパワーまでならずっとボタンを押している必要が無いので、楽に作業できて良いですね。二段階目でも風量は充分で車のボディ表面の水滴を飛ばすくらいは余裕でした。
グリップの底面です。4つ光っているのがバッテリー残量のインジケーター、その下に充電用のUSB端子があります。タイプCなので余計なケーブルを増やさず共有できるのが地味にありがたい…。中国製品だと未だにマイクロUSBとか普通にあるので…。
それとノズルなんですが、磁石で本体にくっついています。自分が出す風で外れて飛んでいく事はまず無いですが、手で外そうとすると割と軽い力で外れます。ノズル交換をし易くするためだとは思いますが、付属品に交換用のノズルはありませんし、単品での販売も探したんですが無さそうなんですよねえ…。なので現状では無駄な機能です。ノズル無しでも使えますが、風が分散して風力が落ちるのであえてノズルを外して使うメリットもないと思います。
三段階のパワーごとに風圧を測ってみました。左から最強、中間、最弱。秤からノズルを15cm離して噴射しています。
公称の180gには届きませんでしたが、近い数字は出ています。測定方法や秤のサイズ、精度によって結果は変わるので参考になるかは微妙ですが、結構いい結果だと思います。
それと撮影用に触っていて気づいたんですが、吐出側の内部が青色に光っていました。普通に使っていて自分から見えない側だし、ノズルに隠れるので本当に意味は無いんですけどね(笑)。
自分で使ってみた感想としては、パワーは必要十分以上にあると思います。車の洗車で水滴を飛ばす程度なら二段階目のパワーがバッテリーの持ちも良く、風量も丁度いい感じです。
パワー最強が必要になるのは奥まった隙間の水滴を飛ばすときや、内装の手の届きにくい部分のホコリを飛ばすときですね。
掃除で使うのに狭い場所のホコリを飛ばすくらいなら最弱で充分です。最強モードだとホコリを舞い上げてしまって周囲が逆に汚れると思います(笑)。
コード式のブロワー等と比べてもコンパクトなので使いやすいですね。騒音もハイパワーなドライヤー位の音量なので、深夜に屋外で使うとかで無ければ近所迷惑になることもないと思います。
あとは使用頻度にもよりますが、バッテリーがどのくらいの期間劣化せずに持ってくれるかですね。変化があったタイミングで追記します。比較用に類似の製品をもう一つくらい買ってみたいですね。
以上、参考になれば幸いです!
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