2016年式のスズキ アルトワークス(HA36S)に乗っています。
中古車で、購入したのは一年ほど前。走行距離は4万キロ弱でした。
所々雑なカスタムが施されていて微妙な個体でしたが、エンジンの調子は良かったので購入。
納車後は変なカスタムを綺麗にやり直しつつ乗っています。走る曲がる止まるに問題もなく、不具合も特にありませんでした。
ところが、最近になって急に足回りから結構大き目の異音が出始めました。
低速でハンドルを切った時や段差を超えたときに車体の後ろの方(あくまで自分の感覚だと)から「ゴキン、バキン、ゴトゴト」と明らかにやばそうな音がします。ちょっと車自体の挙動も不安定になった気も。
実は納車時から小さくコトコトと音はしていたのですが、前オーナーが車高調を入れているのもあったり、購入した中古車販売店に見せても「こんなものですよ」という回答だったりで、疑問に思いつつもそのまま乗っていました(今思い返せば別のしっかりした所に見てもらうべきでしたね)。
家の近所だったのもあり、速攻で帰宅して確認。
車を揺らしたり、ジャッキアップしてタイヤを揺さぶったりしても例の異音はせず。
車高調のダンパーかどこかのブッシュが死んだのかなと思いつつ、自分じゃ原因が掴めそうにもないので近所の整備工場に持ち込みました。
結果、ほぼ確定と思われる原因がこれでした。
フロント左のスタビリンクです。自分の予想はかすりもしませんでした…(笑)
車高調が付いている関係で調整式のスタビリンクが取り付けられているのですが、上側の調整部のネジ山が馬鹿になってしまっていました。ここが上下に動いて音を発生させていたようです。
ずっと小さくコトコト鳴っていたのも、ナットが緩んでネジ山が馬鹿になりかけている前兆だったんですね。ナットが緩んでしまうと赤いロッドはアルミなので、あっという間にネジ山がダメになってしまうようです。
調整部のない純正のスタビリンクではまず発生しない症状ですよね…。調整できるってメリットばかりでは無いんですねやっぱり。
これからは頻繁にナットの緩みの確認、増し締めをしたいと思います。
というか、ずっと後ろから鳴っている気がしていた自分の感覚のダメさにがっかりしました…(笑)
今回はスタビリンクの交換で異音も収まりそうなので、費用も高額にはならなそうです。
同じような調整式のスタビリンクもネットで1万円くらいで購入できました。
ちゃんと車に乗るようになったのは比較的最近なのですが、バイクに比べると車の足回りって部品も多くて構造が複雑ですね…。もっと勉強してせめて異音の発生原因くらいは自分で特定できるようになりたいです。
レベルが低い話で申し訳なさもありますが、誰かの参考になれば幸いです。
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